第1章
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美羽は遅刻すれすれの時間に 飛び起き、 急いで電車に乗った。 バァァァン!! どうやら私が乗っている電車は 脱線したようだ。 大きく傾いた車体に バランスを崩した私は 後頭部に衝撃を受ける。 やけに冷静な自分に 自分で驚く。 物事をよく考えられない 私はゆっくり 目を閉じていった。
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