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ドス!!
その声とその鈍い音が聞こえたとき怪物は串刺しになっていてその一つ目に生気は宿っていなかった。
「ぎゃうん!!」
「いっぴ~き!」
俺の前に現れた人間だろうか?白いワイシャツにズボン学校の夏服だろうか髪型はつんつんとし顔は正直怖い、まぁ怪物を串刺しにして微笑んでるやつはいないだろうが。そして彼が持っている「もの」長い筒のような物の先端に鋭利な刃物がついているまるで槍だ。
彼は槍を引き抜きすぐさまそばにいたもう一匹の怪物にそれを振るった。
「に~ひき!」
「ぎゃふ!!」
一つ目を一文字に切り付けられ血が噴出す、すぐに怪物はその場に倒れた。
助かったのか?怪物はもう動かないよかった本当に死ぬかと思った、けどこの人誰?人はいないと思ったのにわけがわからないのはかわらないな。
「あの…」
「さんひ~き!」
「えぇっ!!」
彼は俺に向かって槍を振るってきた。
なんで?俺助かったんじゃないの?
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