第一章

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「お前ら全員首だ。」 「え!?」 「マジ!?」 「マイナーズはどうなるんスか!」 「マイナーズは解散だ。金にならんチーム持っててもしょうがない。」 「ちょ、ちょっとまって下さいよ!」 「俺達にも生活ってもんが!」 「オーナー!」 監督のマサミ・オーノーが口を挟んだ。 「待って下さい!私はともかく、野郎共が!今年の大会に賭けさせて下さい!必ず優勝します!」 「マサミ。何馬鹿な事言ってんだ?無理に決まってんだろ、この連中に!」 「そっすよ。」 「無理ッス。」 「ウルサイ!あんたたち!明日から猛特訓よ!いいわね?」 「無理だって…」 「出来るわけねーじゃん。」
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