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一度屋上へ昇ってみると
この世界がちっぽけに思えるような空の青さ、広さに感動して
それからここに通うようになった。
今日もいつものように壁に寄りかかって空を見ながらボーっとする。
ｶﾞﾁｬﾝ―ｷｨ
え？だれ！？
焦ってどこかに隠れようとしたけど間に合わなくてその人は屋上にやってきた。
「み、水野先生！」
屋上にやって来たのは今一番会いたくない人ナンバーワン
水野先生だった。
「な、なんでここに！？」
「こっちのセリフですよ。
望月さんが屋上に上がっていくのが見えたから追いかけたんですよ。」
先生は困ったように笑いながら答えた。
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