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「優しい記憶・・・
境界線越えるよ、光輝く未来へ…」
一人の幼女が、歌いながら、ブランコを漕いでいる。
ブランコを漕ぐ度に、風が幼女の短い髪を撫でた。
「記憶に鍵w…ん?」
幼女は、歌を止め、ブランコから降りると、ベンチに歩み寄った。
ベンチには、自分と同い年くらいの男の子が、三角に座っていた。
「何してるの?」
幼女は、男の子に話し掛けた。
男の子は、顔を上げると、幼女を見る。
(綺麗な顔…)
幼女は、思わず、男の子を見つめた。
「歌…もう一回、歌って」
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