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No.1「それぞれの出会い、そして想い」其の弐
ステージの上
軽快なステップを踏み、ダンスを終える。それと同時に音楽も止まる。残るのは少しの熱気と、自分の息づかい
「よし、うまくいったぞ」
心の中が達成感満たされた。自然と小さく拳を握り、口元もにやける。昨日までうまくいかなかったダンスが、今日ミスひとつなく、しかもステージの上で、こなせるなんて…
怖い、怖すぎる！
自分の才能が…怖すぎるさ～
…
おっと、今はまだ自分のライブの途中。感傷に浸ってる場合じゃない。
自分に降り注ぐ照明
自分が立つステージ
そして…ファンの歓声
それがなによりもうれしいのさ～
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