94人が本棚に入れています
本棚に追加
はぁ……いい加減話進めようか……
「今日からって聞いてないけど? どうせ昨日決めたんだろ?」
「ぬぅ……じゃああれだ、昔から決まってたんだって」
「じゃあって何だよ!?」
「いや、ホントマジで決まってたんだってー、昔から決まってたんだってー」
だったら、その棒読み止めようぜ……
「んで? いつ決めたんだよ?」
「お前の荒れてた時期が終わった頃だ」
荒れてた頃……
「荒れてた頃のを言うのは止めようぜ?」
「お前のは恥ずかしいからなぁ!!」
はい、この話は中止
これ以上は恥ずかし過ぎる
「そうっすね……でも、だったら高校入る時に知らせれば良かっただろ?」
「どうせ天龍寺家に住むんだから、そうしたかったんだがなぁ……」
「だったんだけど?」
「私が仕事で忘れていてなぁ!!」
ごめん、もう話がみえねぇや
てか、もう面倒過ぎてね……
「あっそう……取り敢えず荷物持って天龍寺家に住めば良いのね」
「そうだ! 転入届けもしっかり出してあるぞ!」
「はいはい、じゃあなダディ……ついでに覚えとけよ」
そんなこんなで天龍寺財閥日本邸に行くことになりました……はい
最初のコメントを投稿しよう!