1章 平凡な俺とプロローグ

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はぁ……いい加減話進めようか…… 「今日からって聞いてないけど? どうせ昨日決めたんだろ?」 「ぬぅ……じゃああれだ、昔から決まってたんだって」 「じゃあって何だよ!?」 「いや、ホントマジで決まってたんだってー、昔から決まってたんだってー」 だったら、その棒読み止めようぜ…… 「んで? いつ決めたんだよ?」 「お前の荒れてた時期が終わった頃だ」 荒れてた頃…… 「荒れてた頃のを言うのは止めようぜ?」 「お前のは恥ずかしいからなぁ!!」 はい、この話は中止 これ以上は恥ずかし過ぎる 「そうっすね……でも、だったら高校入る時に知らせれば良かっただろ?」 「どうせ天龍寺家に住むんだから、そうしたかったんだがなぁ……」 「だったんだけど?」 「私が仕事で忘れていてなぁ!!」 ごめん、もう話がみえねぇや てか、もう面倒過ぎてね…… 「あっそう……取り敢えず荷物持って天龍寺家に住めば良いのね」 「そうだ! 転入届けもしっかり出してあるぞ!」 「はいはい、じゃあなダディ……ついでに覚えとけよ」 そんなこんなで天龍寺財閥日本邸に行くことになりました……はい
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