1章 平凡な俺とプロローグ

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さて、何かもうグダグダだけど話を進める為に天龍寺家に行くとしようか 「陽様、忘れ物は大丈夫でしょうか?」 えーっと……ゲーム、服、学校とかの道具を一応と、お気に入りのコップ&マグカップ 後々シャンプーとリンス…… 「あぁ……大丈夫みたいだ」 「では、行きましょう」 さて、面倒で嫌な予感しかしないが行こう おっと…… 「桜さん、別に俺に敬語とかなんて使わなくて良いですよ?」 「いえ、しかし陽様は私の主ですから」 「じゃあもう少しで良いんで、崩れた喋り方してください」 「しかし……いえ、わかりました」 案外簡単に退いてくれたな 「よし、ありがとう」 「でもですね……」 わーお、ところがどっこい 「えっ……何かあるの?」 「陽様も私に対しての喋り方を崩してもらえないですか?」 思ってたより普通だったな てっきり親父と同じような喋り方で良いと言われると思ったのだが…… 「あぁ……それくらいならお安いご用だね」 「ありがとうございます……では、そろそろ行きましょうか」 「そうだね、案内よろしく」 そう言いつつ……やっと話が進んだとか思ってる俺だった
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