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『んぅー…っ///』
もっちは僕を膝に乗っけて
長い長いキスをした。
苦し…
『ぷは…っはぁ‥っはぁ‥っ///』
「…!りょうすけごめん!苦しかったよな!?」
初めてに近いキスにぐったり
してしまった。
持地が心配してる…。
うぅ…もっち慣れてる気がする
なんかみっともない…
苦しさと恥ずかしさに涙を浮かばせながら首を振る。
『だ…だいじょうぶ…』
熱を帯びた瞳で持地は
「口あけて」
とお願いしてきた。
口…?
僕は訳も解らず口を少しあけた
ぐにゃという感触が口の中にあった
こここれは持地の舌…!?
へんなかんじがする…
自分の身体からヘロヘロと力が抜けてゆくのが分かった。
なんかきもちいい…かも
『は…ぁ…//』
お互いの口から銀色の糸が落ちた
『今のべろ…』
「ん…大人のちゅー…いやだった?」
もっちは微笑を浮かべた
いやじゃないでしょ?と言っているような顔だった。
『いやじゃ…ない…もう一回…』
「りょうすけのスケベ」
くすりと持地がわらった
『ちが…っ持地の方こそ「冗談だよ(笑)」
もう…っ持地ったら!
僕は持地の膝の上で
ぷんすか怒っていた。
「ごめんごめん」
ピンポーン♪
ん?
だれかお客さん?
『誰だよ…』
持地が僕を降ろして立った。
「ねぇ」
『なに…?』
持地が僕の顔をのぞきこんできた
「今日泊まれる?」
『ふぇ急だね!?あ…まぁ明日土曜だしいいよ?』
急だな~
『…はやく出ないとお客さん帰っちゃうよ?』
「あ.あぁ!そうだな!」
なにあせってんだろうか
可愛いなぁ
バタバタと階段を駆け降りる音を聞きながら僕はぼーとしていた
持地が下でガッツポーズをしているのに僕は気づくはずもなかった。
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