泥沼中期

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あたしは出産までギリギリで 働くつもりだったけれど 彼の強い希望もあり 仕事を退職した。 借りていたアパートも 引き払い、マンションへの 引っ越しの日取りも決まった。 彼は仕事でどうしても 抜けられないと言うので あたしと母と薫で 当日は家具の搬入を見守った。 こんな時も仕事という 彼に母はブツブツ言っていた。
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