不倫成立後の現実

泥沼中期

明日から新生活が始める
前の晩は夜は母と一緒の布団で
寝た。

母の夢は母1人でも、立派に娘を
嫁に出したと兄弟親類に自慢できる様な結婚式を挙げさせるのが夢だったのよと母は泣いた。

犬猫をあげるんじゃない。
大事に育てた娘がこんな形で家を
出るなんて思わなかった

母は呟いた。

お母さんゴメン。
お母さんゴメン。

あたしは母に背中を向けて、
何も言えなかった。