出会って早々に

5/9
前へ
/127ページ
次へ
どんどん街灯も民家も少なくなり いよいよ暗くなってきた道。 心なしか歩く速度も自然と上がります。 高架下の公園に近づいた辺りで、 ふと嫌な予感がして立ち止まりました。 彼(何や?薄気味悪い…) 寒さとは関係なく肌がぞわりと粟立ち 不気味な視線が自分を見ている そんな感覚に陥っていました。 彼(…さっさとコンビニ行こう) 再び歩き出そうとしたそのとき。 彼(!!!) それまでとは比べ物にならないほどの 強烈な視線を感じました。 彼(あかん、見られとる…)
/127ページ

最初のコメントを投稿しよう!

27人が本棚に入れています
本棚に追加