わんぱくメルボルン

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改めて思い出すまでもないが、俺の名前はダニエル杉田。 何だかんだでこれから出社だぜ。 「先輩、おはようございます」 挨拶してきたのは後輩の桜木花道。 歩くといつもジャラジャラ音がすることから、「財布持ってないのかお前」というアダ名で呼ばれている元力士だ。 俺は桜木と一緒に出社した。 「ダニエル君、おはよう」 あれはパプワ課長。 南国管理職パプワさんだ。 「んばば、んばんば、ゴフッ!?」 たいへんだ。 パプワ課長が意味不明な言葉を吐いて倒れた。 俺は桜木に救急車を呼ばせると、急いで会社を出た。 きっとパプワ課長は口封じに消されたんだ。 となれば、犯人はアイツしかいない!
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