彼女と会話

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エリリン「そう、宇宙人って いきなり襲ってくるぐらい 凶暴な生き物なんだ。」 ピカチュン「うん。エリリンも怪しい宇宙人が居たら近づかない方がいいと思うよ。」 エリリン「そんな機会ないと思うけど………」 僕はまたエリリンと雑談していた。 今日は土管の中。 夜遅くにお邪魔してます。 ピカチュン「ところでさ、 どうしてエリリンって ここに暮らしてるの? こんな所で寝てたら風邪ひいちゃうよ?」 エリリン「………意外と ピカチュンって優しいんだね。」 ピカチュン{計画通り(キリッ!} エリリン「でも、お家には帰らないよ。 お父さんもお母さんも 喧嘩ばかりしてるんだから………」 ピカチュン「エリリンの親って どんな人なの?」 エリリン「お父さんは焼き芋屋さんで お母さんは居酒屋の店主だよ。 お父さんは毎日お酒ばかり飲んでて……… この前お父さんがイモになっちゃう夢 見たなぁ………」 ピカチュン「そうなんだ………」 エリリン「お母さんは鳥の裁判で 死刑になってた………とっても怖かった………」 ピカチュン「…………」 なんだか知らないけど ろくでもない親なんだろうな。 まあ、エリリンが家出しているから エリリンの両親に挨拶する必要がないな。 エリリン「いつも怒ってるお母さんは嫌い だけどウジウジしてるお父さんはもっと嫌い………」 ピカチュン「そう………」 これはもう死刑だな。 エリリンのお母さんは鳥裁判で死刑に。 エリリンのお父さんは 普通に死刑にされて墓に埋められればいい。
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