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鈴木先生「やあやあ、お待ちしてましたよピカチュン君。」
ピカチュン「あんたは公園に居た………」
扉の先には顔から足が生えた
あの生き物が居た………
バス停「なんで私達の出番が少ないの?
納得できないわ」
電柱「そうだそうだ」
墓石「わしらが居なかったらお前さんは
エリリンに良いラブレターを
書けなかったんだぞ。
なのにこの扱いは酷いじゃないか」
ドラム缶「その通り!」
ピカチュン「おまいら………」
もう駄目だこいつら………
モブキャラの癖に目立とうとしてる………
鈴木先生「ではこれより裁判を始めます。主人公ピカチュンは物語の省略罪で有罪。主人公降格を言い渡します。」
ピカチュン「え………」
理不尽過ぎる………
何この展開?
???「異議あり!」
鈴木先生「?」
ピカチュン「あ、君は………」
突然扉を開けて入ってきたのは………
宇宙人「待たせたなピカチュン」
ピカチュン「宇宙人!」
あの宇宙人だった。
宇宙人「ちゃんと地球の言語を覚えてきた。今から助ける。」
鈴木先生「我々の判決に異議を申し立てるのですか?分かりました。人間にも地中人にも宇宙人にも公平な裁判をしましょう。弁護人は都合の悪い人物には証言させない事も可能です。証人の証言した事は全て証拠となるので気をつけて下さい。」
宇宙人『ピカチュン、このテレパシーはピカチュンにしか聞こえてない。都合が悪い相手が出てきた時は強く念じて欲しい。証言させないから。』
ピカチュン「…………」
うはっ、負ける気がしない!
宇宙人が味方とか勝ち決定だろこれ!
鈴木先生「では証人、入ってきて下さい。」
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