届かない声

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僕は死んだ。 それは一瞬の出来事だった。 ツーリングで何度も訪れた峠道 ここが好きだった。 晴れた日にはいくつもの山が見渡せて、その中を風をきって走ることで 爽快な気分を味わうことができた。 嫌なことがあっても、そんな気持ちはすぐにも吹き飛んだ。
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