プログラムマインド

転校初日

袴｢！？
な、なんの事でしょうか。わたくしにはさっぱり……。｣

部屋に入ってからずっと視線を感じていたのだけどねまぁ良いけど。

奏翔｢高千穂。都城。古賀。名瀬。行橋。宗像。以上の六名です。
気配を消しているつもりかもしれませんがバレバレですよ？｣

袴｢今日転校してきたばかりの君が何故その名前を……？｣

俺｢いやだなぁ理事長。
僕が異端者だってわかっているでしょう。
今のは異端の一つですよ～……まぁ今回は見逃してあげますけど。｣

袴｢そういえばきょ、今日はこれから大事な会議がありましてな。それでは御月さん、また連絡しますので。
占拠については何時でもいいですからな。

貴方はこれから実際に生徒会長達に顔を出してきて下さい。｣

奏翔｢はい、分かりました。
では失礼しました｣

笑顔で理事長に挨拶をし退出する。
やれやれ……面倒な事になった、早く来ないかな……先輩。