転校初日

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生徒会室 奏翔「本日より生徒会副会長を勤めさせていただく事になりました、一年十三組の御月 奏翔と申します。これからよろしくお願いします」 そう言ってから軽く頭を下げる。 現在この生徒会室には俺を含めて5人いる。 善吉「おう、これからよろしくな、奏翔!」 こいつはたしか……庶務の人吉善吉だったっけか。 阿久根「ええ、これからよろしく、御月君。」 この人は阿久根高貴…だっけ?特待生で書記の。 二年て事は一応先輩か。 喜界島「よ、よろしくね。御月君。」 誰か忘れてる気がしたが今思い出した。 喜界島もがな、会計だ。 こいつも特待生か。 そういやこの学園に来る前のパンフレットに書いてあったな。 特待生制度について。 まぁ後で読み直すか。 めだか「うむ。 皆自己紹介は済んだところで本日の生徒会を執行するとしよう!」 会長がそう言うと、人吉は机に置いてあった目安箱、通称『めだかボックス』の蓋を開け、生徒からの要望を読みあげる。 善吉「本日の投書は四件。・体育館の設備の補修。 ・校内の窓拭きの手伝い。・箱庭新聞の貼付け作業。・音楽室の音漏れについての苦情処理。 だ」 さすが庶務、雑用には慣れたってか。
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