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生徒会室(?)
奏翔「これは…一体…?」
なんという事でしょう。
たった30分の間に生徒会室のドアは吹き飛び、綺麗だった室内はまるで爆発でもあったかの様に荒れ果てているではありませんか。
一体何が……。
奏翔「あれは…人吉達か」
早速人吉達を見つけ、慌てた様な表情で近くに行ってみる。
奏翔「一体何があったんですか!?」
善吉「ん?
あぁ奏翔か。
あれを見てくれ。」
人吉が唐突に指差した場所へ目を向ける。
キヤノン砲でもぶち込まれたかの様な校舎。
そこには怒りで我を忘れている黒神めだかの姿。
そしてボロボロになった雲仙君がいた。
奏翔「あれは……
さしずめ乱心…もとい乱神モードですかね。」
記録しておこう。
人吉「あぁ、ああなっちまうと誰も手がつけられないんだ…というより、なんで今日来たばかりのお前が知ってるんだ?」
あぁ、答えるのすら面倒だ。
奏翔「ちょっとした資料でですよ。」
そう言って黒神と雲仙君のやり取りを眺める。
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