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奏翔「ハァ……
分かりました。
で、一体何ですか?」
袴【御月さんが来る前に、球磨川君から連絡がありましてね。
どうやら今日、球磨川君の所属していた学校が{不幸}な事に廃校になってしまったようでして。
近い内にこの学校に転校してくるようです。】
フフ、【不幸】な事に…ねぇ……。
御月「わざわざありがとうございます。
ではこれで。」
通話を終了。
もう一度黒神に向き直る。
奏翔「すみません。
お待たせしてしまって。
そういえば……これから何処に行かれるのですか?」
黒神「それはもちろん病院に決まっておろう、あちこち骨が折れているからな。」
人吉「なにっ!?」
黒神「内蔵の各所もズタズタだ。」
奏翔「おやおや……それは大変ですねぇ、私が《修繕》して差し上げましょう。
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