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――――――5分後――――――
うー……
あれから5分が経過しました。
一向に鎖が外れる気配はありません。
いや、抜け出そうと思えば抜け出せるんだけどね?
誰だって自分から腕折りにいく様な事したくないでしょ?
奏翔「どうしようかなぁ…」
今気づいたんですけどこれ(鎖)縛られてる俺に傷とか付けないように優しく、かつ固く縛ってあるんだよね。
俺を傷つけないように試行錯誤しながらオロオロする冥加………
奏翔「最っっっ高じゃないか!!!!」
部屋中に響き渡る程の大きさで叫んでみる。
やはり誰の反応も無い。
虚しくなってきた……
奏翔「うぅ……
二度寝してやる……」
prrrrrrrrr!!
…………………。
prrrrrrrrr!!
……
prrrrrrrrr!!
このタイミングを見計らったかのような電話…。
奴か……
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