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はいどうも、御月です。
全力で学園まで到着しました。
奏翔「冥加については鉄球引きずった跡も残ってるし辿って行けば大丈夫かな?」
問題は……
アブノーマル(以下、異)
異A「おや……この状況で考え事とは、随分と余裕がおありで」
異B「ヒャハ!こいつ倒せば13人に参加出来るんだよなぁ!」
異C「理事長せんせぇのメールに書いてあったしぃ、顔も同じだから大丈夫だよぉ。」
異D「…………倒す。」
以下二十余名……
このアブノーマルに囲まれてる状況をなんとかしなきゃなんだよね……。
奏翔「あー、ちょっと質問良いかな?」
ここは話の分かりやすそうなAに質問を掛けてみる。
異A「ん…?何です?
さっさと終わらせて今日は帰りたいのですが。」
奏翔「いやぁ、今日学園に来たアブノーマルってこれだけなのか?」
異B「ヒャハ!これだけだと?この人数差でよく言えたもんだ!」
黙っててほしいね。
異A「いえ、実際はもっといた筈なのですが沢山鉄球を持った少女に全員飛ばされて行きましたよ?」
恐ろしいものを見たかのように体を震わせるAの言葉を聞いて安心した。
奏翔「良かった……冥加はまだ無事か………がぁっ!!」
直後、視界が暗転する。
異F「なぁにぶつぶつ言ってんだよ!!テメェをぶっ倒せば13人に入れるんだ!覚悟してもらうぞ!!」
どうやらアブノーマルの一人にバットか何かで頭を殴られたようだ。
それを皮切りにほとんど全てのアブノーマルが襲いかかってくる。
やれやれ……こんな大勢で無抵抗な一人を袋叩きするとは…………全員………
奏翔「有罪ですね」
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