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奏翔[朝食は何がいいんだ?俺にする?☆(ウィンク]
冥加[そうだな…トーストにしよう]
奏翔[………了解した。]
スルー、ダメ、絶対。
結構傷つく。
今日は月曜、俺こと御月 奏翔が箱庭学園に転入する日だ。
そして今は8時42分。
何が言いたいかというと…
普通に遅刻してる訳で。
学校とか正直面倒だ……憂鬱だなぁ……。
ぶつぶつとつぶやきながらパンを焼く。
奏翔[ほれ、トースト]
冥加[ありがとう]
今俺の前でトーストをリスみたいにサクサクと頬張っている奴は雲仙冥加。
独自に編み出した数字言語でしか喋らない変わった女子だ。
初めて会った奴には何を言っているのかさっぱりだろう。
俺も昔はよく分からなかったし
さっきの会話も他人が聞くと。
奏翔「812576235?765?☆(朝食何がいい?俺?☆)」
冥加「6683592…202142。(そうだな…トーストにしよう。)」
といった具合になる。
まぁそれはそれとして…。
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