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あー(^w^)
久しぶり過ぎてwもうwwwwww
明日友達とおでかけなのに寝てないwwwwwwバカwwwwww
焔におるウチの子
女の子なのに腹割れてるどういうことなのwwwwって言われたからwwww詳しくwwwwww書きますんwwwwww
だってゆえんちゃん普通の子なの←
ただの人間なの。頑張んなきゃ強くなれないじゃなぃん(はあと)
頑張ったら筋肉ついちゃうじゃんw骨もひ弱じゃ耐えらんないから、がっしり成長するしかないじゃなぁい★
※深夜テンションでお送りします(^w^
「……」
羽織った着物を握る自分の手が、ふと目についた。
特に不具合も、違和感も無い。だが、傷だらけで筋張って、しかも堅い大きな手。鋼でも鉄でも軽々とへし折る、自慢の武器。
そして、何処からどう見ようとも、年頃の娘の手には見え無い、自分の手。
軽く握って、開く。
次に、この手を握る更に大きな男の手を想像してみる。うわぁ。
「気色わっる」
自分の武骨な手に同類の手が触れていると言う想像だけでキモチワルイ。無しだ無し。
(そういえば、件の手は、うつくしかったな)
何時だったか義父の手を自分の手と比べて、我の方が大分ごついではないかと笑ったことがあった。自分の方が男らしいと。
その時は、何故か件は酷く哀しい顔をして小さく小さく聞こえない程小さく、ごめんなさい、と呟いたのだ。
自分に聞こえないように、あなたを守れなくて、ごめんなさい。と。
もう一度、手を握る。今度は、ありったけの力を込めて。
そして、開く。
「…………」
力を込め過ぎた手のひらは、皮膚が傷付き薄く血が滲んでいた。
遠くから、義父が自分を呼ぶ声がする。夕食が出来たのだろうか?思い出したように腹が鳴り、合わせたように良い匂いが漂ってくる。
今夜はどうやら何か煮付けたらしい。
慌てて着物を着直す。
「ゆえんー早くおいでなさいー冷めてしまいますよー」
「急いでおるわ!待て!」
別に良いのだ。強くあれば、それで。だって女らしく儚く優しく愛らしくあっても、何も守れない。ならば、自分は愛される白くほそく華奢な柔腕よりも、硬く傷だらけの武人のような手の方が良い。
「ゆえんー?」
「今行くと言っておろうが!」
ちらと目についた血の滲んだ手のひらは、もう気にならなかった。
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