19人が本棚に入れています
本棚に追加
N「はい。」
M「そうなんだ。」
O「行ってきたんだ。」
N「はい。」
M「あの榛さんのことについて何ですが…」
O「ん?何?」
M「何かきおつけることってありますか?」
O「う~ん…榛くん体調が悪いことを言わないからなぁ~。だからちょっとした行動を見てほしい。」
M「ちょっとした行動…」
O「むずかしいけど頑張って。」
M「………俺……不安になってきたかも……」
O「ふふ。それじゃぁオイラ榛くんに用事があるから。あと櫂くんは勾の一緒の部屋だからね。」
M「柚ちゃんは?」
O「柚ちゃんはオイラと一緒の部屋。」
M「そうなんだ。」
O「うん。それじゃ。」
そう言って閨は2人に手を振りながら榛の部屋に入っていった。
M「体調管理か…」
N「んふふ。あとリーダーもですから。」
M「メッチャ大変だな。」
N「私も手伝いますから。」
Oside
S「……………。」
O「榛くん。」
S「閨くん。もしかして。」
O「うん。幼い頃の記憶を無くしてる。」
S「そっか…」
O「話さないの?」
S「きっかけがあればな。」
O「きっかけね。」
S「ああ。何にも変わってないよ。あいつ。」
O「うん。オイラも見たときはビックリしたよ。何にも変わってなかった。」
S「思い出したらどんな反応するんだろうな。」
O「分かんない。」
S「気ながなに待つしかないな。思い出すのに。」
O「そうだね。」
S「閨。」
名前よびって事は心配なんだね。大好きな人が忘れているのが。
榛くん大丈夫だよ。例え隼くんが思い出さなかったらオイラがずっと側にいるからね。
そう思いながら閨は榛に抱き付いた。その姿を誰かに見られていたなんて知る由もないだろう。
。
最初のコメントを投稿しよう!