prologue

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N「はい。」 M「そうなんだ。」 O「行ってきたんだ。」 N「はい。」 M「あの榛さんのことについて何ですが…」 O「ん?何?」 M「何かきおつけることってありますか?」 O「う~ん…榛くん体調が悪いことを言わないからなぁ~。だからちょっとした行動を見てほしい。」 M「ちょっとした行動…」 O「むずかしいけど頑張って。」 M「………俺……不安になってきたかも……」 O「ふふ。それじゃぁオイラ榛くんに用事があるから。あと櫂くんは勾の一緒の部屋だからね。」 M「柚ちゃんは?」 O「柚ちゃんはオイラと一緒の部屋。」 M「そうなんだ。」 O「うん。それじゃ。」 そう言って閨は2人に手を振りながら榛の部屋に入っていった。 M「体調管理か…」 N「んふふ。あとリーダーもですから。」 M「メッチャ大変だな。」 N「私も手伝いますから。」 Oside S「……………。」 O「榛くん。」 S「閨くん。もしかして。」 O「うん。幼い頃の記憶を無くしてる。」 S「そっか…」 O「話さないの?」 S「きっかけがあればな。」 O「きっかけね。」 S「ああ。何にも変わってないよ。あいつ。」 O「うん。オイラも見たときはビックリしたよ。何にも変わってなかった。」 S「思い出したらどんな反応するんだろうな。」 O「分かんない。」 S「気ながなに待つしかないな。思い出すのに。」 O「そうだね。」 S「閨。」 名前よびって事は心配なんだね。大好きな人が忘れているのが。 榛くん大丈夫だよ。例え隼くんが思い出さなかったらオイラがずっと側にいるからね。 そう思いながら閨は榛に抱き付いた。その姿を誰かに見られていたなんて知る由もないだろう。 。
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