ONE

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A「ここだよ!」 M「すげー。何植えてるの?ここは。」 A「ここはトマト植えてるよ!」 N「もう食べごろじゃないですか?」 A「そう!!だから今から収穫使用と思ってたの!!勾達もやる?」 M「ああ。」 N「いいですよ。」 A「トマトの取り方はーーーー」 柚は2人に説明しながら着々とトマトを収穫していった。 説明受けた2人も飲み込みが早く直ぐに取ることが出来た。そしてトマトは一カゴ分取れた。 N「結構取りましたね。」 A「これでなんか出来る?」 M「そうだな…」 S「少し近所に分けようか。」 A「あ!榛ちゃん!」 N「いつからいたんですか?」 S「ついさっきだよ。」 O「ご近所さんね柚ちゃんが作った野菜すごく大人気だよ。」 A「本当!?」 O「ふん。たまに聞かれるの。『野菜はまだですか?』って。」 A「嬉しい!!」 S「良かったな。柚ちゃん。」 A「榛ちゃんに頼みまくったからね。」 S「確かに。あそこで柚ちゃんが折れてたら今はなかったな。」 A「うんうん。それでなんか作れる?」 M「そうだな…サラダも出来るし…冷やしトマトも出来るな。」 A「冷やしトマト?」 M「うん。丸々一個使うんだ。トマトを茹でて冷蔵庫に入れて冷やしとくんだ。皮も実も冷たいから夏にはピッタリなんだ。」 A「へぇ~」 S「美味しそうだな。それを頼むよ。」 M「分かった。」 O「家の分は先にとって。余ったらご近所さんに分けてくるから。」 S「お願いね。」 M「また採れるよな?」 A「うん。なんで?」 M「だったら家の分は10個でいいよ。」 O「それだけでいいの?」 M「ああ。あんまり置いとくと腐っちゃうからな。」 O「分かった。」 M「冬に採ったらトマト鍋とか出来るからな。」 A「じゃあそれまで愛情かけとくね!」 M「よろしく。」 S「さっき閨くんと花も観てきたけど本当に綺麗に咲き乱れてたな。」 A「榛ちゃんの部屋に少し飾る?」 S「いや、食卓に置くのはどうだ?」 M「いいね。」 S「じゃあ柚ちゃんは花選んできて。」 A「了解!!」 S「勾は確か物置に花瓶があったから持ってきてくれる?」 N「わかりました。」 S「櫂は夕食の準備。買い物はない?」 M「えっと…特にないかな?」 S「そう。俺は部屋で仕事してるから。」 M「分かった。」 ……俺榛さんの事何も知らないなぁ~勾達は知ってるのかな? 。
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