prologue

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Aside A「やったね!勾!」 N「はい!」 M「何でそんなに喜んでるの?」 A「外にでるのが久々だから!」 M「そうなの?」 A「うん。まぁ庭ぐらいは出てたけどね。」 M「ふ~ん。」 A「実は前もねあったの。リーダーと一緒に買い物行くの。でもねその時は行かなかったの。」 M「何で?」 N「噂があったんです。」 M「噂?」 A「うん。この家は結構買われた人がいたの。リーダーと一緒に出てった人はリーダーの目を盗んで逃げ出したの。まぁ直ぐに見つかるんだけどね。」 N「このブレスレットはGPSが埋め込まれているのです。」 M「GPS…」 A「うん。見つかった人は直ぐに売り飛ばしたり、暴力を振ったりね。」 そうあの時の榛ちゃんは誰も信じていなかった。 N「だから私達は行かなかったのです。」 M「それって辛くない?」 A「辛くないよ。榛ちゃんは俺達に居場所を与えくれたの。だから恩返ししないといけないの。」 N「それで私達はまず榛さんに信頼を得手貰おうと榛さんが望むことを叶えていったのです。」 A「例えば抱かれるとかね。」 M「本当に抱かれたの?」 N「はい。それで信頼を得手くれるのであれば。」 A「出ていこうとは思わないよ。」 M「そうなんだ。」 N「昔の榛さんは優しさがなかったのです。」 M「マジで?」 O「マジだよ。この家はね榛くんが一人立ちして会社を作って大企業になったときに作ったの。」 M「当たり前だけど一人でだよな。」 O「ふん。その頃榛くんの両親とは縁を切っていたからね。」 M「そうなんだ。」 O「でオイラもその時はお金がなかったから親に売られたの。それでたまたま榛くんが来てオイラを買ってくれたの。」 A「そうだったの!?」 O「ふん。」 まさかリーダーも売られてたなんて知らなかった。 M「話の続きしてくれない?」 O「う?」 M「あんたと榛さんの話。」 O「お、そうだったね。じゃあ柚ちゃんと勾も一緒に聞いてね。」 。
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