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「フラミンゴ」
「ゴリラ」
「ラッコ」
「コアラ」
……大物2人は、しりとりを始めてた。
「ライガー」
間に、ロックが割り込んでいる。
「「ガー? ガ? ア?」」
ロックのしりとり乱入は、2人を悩ませてる様だが。
「「ゔ~ん」」
と唸り出す2人を、ロックは見上げる。
「が、ガチョウ、は?」
何とか絞り出した和泉の答えに、
「『ガー』じゃ無いぞ? ダメダメ」
とか意地悪な評価をするロックは、悩む和泉をニマニマ笑って見詰めている。
コイツ、和泉のその顔見たさに、しりとりに割り込んだな?
ったく、美少女みたいな面して、やる事は一丁前に『男』だな?
うんうん悩む和泉を、エロいおっさんみたいな表情で見詰めるロックに、
「天誅!」
タケの扇子攻撃が加えられた。
「あだ!!」
叩かれた頭を押さえるロックを、タケは睨み付ける。
「ロック、ヤラシイ顔してる! いっちゃんをそんな目で見たら、許さないぞー!」
タケ、偉い!
「え、なになに? ロックが、エロおやじ?」
ひょこっと、都織が口を挟む。
「こらー、俺は年上だぞー!」
呼び捨てに、ロックが怒る。
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