第13話 これからも

13/15
前へ
/501ページ
次へ
――優馬 視点―― 「――ってな事があって大変だったんだ」 「ふーん……あ、桜の花びらだ」 「興味なさそうだなオイ!」 「いや、興味津々だよ。今、誰にこのリア充話を聞かせようか悩んでるとこだ……あ、雫がベストか」 「ごめんなさいやめてください全校に知れ渡るのでそれだけは」 「やれやれ、仕方ないなぁ」 肩をすくめる俺。 「……そういえば昴。雫が私達が付き合った事、話したらしいわよ」 「……誰に?」 「アミに」 「……終わった。早波のファンにやられる……」 両手両足を着け本気で落ち込む昴。
/501ページ

最初のコメントを投稿しよう!

920人が本棚に入れています
本棚に追加