第1話 再び始まる日常

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「今、何時かな?」 「7時30分だよ」 「もうそんな時間なんだ。……早く起きて、みんなのご飯作るつもりだったのに寝過ごしちゃった……」 「大丈夫だよ。母さん作ってるでしょ、きっと。とりあえず下降りよ」 空花の返事を確認して、俺達は下へと降りた。 「あ、お兄ちゃん、お姉ちゃん、おはよ」 下に降りると、妹の花音がいて、俺達に声をかけてきた。 「おう、おはよ。母さん、いるか?」
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