第1話 再び始まる日常

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「お母さんなら一回起きたけど、また寝ちゃった」 「寝たのか……ちなみに朝ご飯は?」 「用意されてないから食べてないよ……」 「オッケー。じゃ、何か適当に作るよ」 「あ、お母さんからの伝言で、お母さん達の朝ご飯も作ってって」 「いやだって伝えてきて」 「……拒否したら、お小遣いなしだって」 「なんて横暴っ!そして俺の答え予想されてる!?」 俺は、作る立場って普通逆じゃないのか?とか思いながら台所へと向かった。 すると、 「あ、私も手伝うよ」 空花がそう言ってくれたので、俺はそのありがたい提案に賛成し、一緒に作る事にした。
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