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「彼女欲しくねーの?」
「ぁー・・」
槇途の問いに言葉を詰まらせる。
気になる子も居ないのに欲しいかどうか聞かれても・・
というか、好きになれる子は果たして居るのだろうか?
「タイプは?」
「ぇー・・」
また、槇途の問いに答えられなかった。
ハァ、と溜め息をついた槇途は
「ぁー分かった、分かった。とりあえず来週日曜日の夜空けとけょ!」
有無を言わさぬ発言をされた。
・・しょうがない。
俺はこの時初めて、女を紹介してもらうのを漸く、渋々ではあるが承諾した。
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