紹介

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「どうぞ」 扉を開け、入るように瑚渡を促す。 緊張しているのか、すぐに入らない瑚渡。 可愛い、と思いながら、瑚渡の腰に手を当て、部屋に入った。 鍵を閉め、瑚渡を後ろから抱きしめる。 「瑚渡・・」 耳元で瑚渡の名前を呼ぶ。 「ん?」 高い瑚渡の声が耳に伝わり、心地良い。 俺の方にくるっと瑚渡の身体を向ける。 至近距離で見つめ合う。 キスをすると、俺の背中に手を回してくる瑚渡。 堪らなく、夢中で瑚渡にキスをする。 唇の感覚がなくなりそうな程に激しくキスをする。 俺にとって初めてのキス。 瑚渡だからか? 心地よく、甘い感覚に酔う。 理性が飛びそうになる。 「しょぅ・・んっ・・・」 俺の名前を呼ぼうとする、瑚渡が可愛い。 甘い声に愛しくなる。 瑚渡が俺を受け入れてくれているようで嬉しい。
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