関係

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「トラック、レンタルしなきゃなー」 「ゴメンっ・・」 俺の言葉に、直ぐに謝罪をして来る瑚渡。 少し、苛めたくなる。 椅子から立ち上がり、ソファーにどかっと座る。 「謝るくらいならこっち来いって」 俺の言葉に、素直にこちらに来る瑚渡。 瑚渡の腕を引っ張り、抱きしめると、瑚渡が少し震えているのが分かる。 「どうした?」 俺の声にフルフルと首を振る瑚渡。 「元彼の事思い出してんのか?」 ・・イライラして、瑚渡を押し倒す。 「答えろよ」 「翔胡はっ・・ 瑚渡が好き?」 涙目で訴えてくる瑚渡に、返事を返さず、キスをした。 瑚渡の口内を熱くする。 「んっ・・」 瑚渡の頭を優しく撫で、 「俺だけ見てろ」 そう言うと、頷いた瑚渡にまたキスをした。
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