関係

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「煢・・?」 瑚渡の言葉に、 「俺よりコイツが好きなんだろ?」 そう、寂しそうな声で瑚渡に聞く、煢。 「ゴメンなさい・・」 「じゃあ、俺が帰って来るまでに荷物運んどけよ」 立ち上がった煢は、そのまま部屋を後にした。 「翔胡ゴメンね・・」 謝ってくる瑚渡。 「いや?大丈夫。」 「翔胡・・」 そう言って涙を流し抱きついてくる瑚渡を、離さないと誓った。
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