すれ違う心

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居酒屋に着き、入り口の前。 中に入れないでいた。 入り口で、煙草を吸う。 煢は、瑚渡を傷つけるなと言った。 元彼として、当然かもしれない。 雨帷は、瑚渡を気に入っているようだった。 瑚渡も、雨帷と自然に笑っていた。 俺は、2人の邪魔でしかないかもしれない。 瑚渡を傷つける存在、だと思う。 瑚渡のことが欲しいだなんて、そんなバカなこと言ってられない。 家に帰ろうと決め、煙草の火を消した。
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