すれ違う心

19/25
前へ
/85ページ
次へ
「翔胡・・っ」 綾萌の声に、お互い見つめ合う。 「綾萌・・」 吐息が触れ合う、至近距離。 初めての、綾萌の唇、身体。 ・・ずっと、触れてみたかった。 綾萌を抱きしめると、俺の腰に腕を回してくる綾萌。 気持ちが抑えられなくなる。 綾萌を愛しく感じて仕方ない。 「行こうか」 綾萌を立ち上がらせ、腰に手を回し、綾萌と外に出た。
/85ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加