始まり

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「こんなときに・・・」 「どっち優先するか悩みどこだな」 弁当か電話か。 なり続く電話に嫌気がさし、電話にでる。 「もしもし」 「飛鳥か」 やけにあわてている様子だと思った。 「どした」 「家に黒い箱が届かなかったか?」 「あ~~まだ詳しくは見てないが届いてるぞ」 「電話切らないで見てみろ」 訳がわからないまま、箱に近づく。 そういえば、さっき少し気になった木箱開けてみるか。 そこには一本の刀が入っていた。 「刀?これ本物か?」 「飛鳥のは刀だったか」 「どういうことだよ、隆」 「俺は、拳銃が入ってたんだがおかしいんだよ」 「なにが?というよりこんなのが届く時点でおかしいだろ」 「まぁそうなんだが俺のは弾がいらないようになってるんだ。その前に手紙読んでみろ」 俺は黒い箱に入っている手紙に目を通した。
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