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彼女「ごめん昼時に~!」
騒がしく入ってきた彼女の名前は優莉愛。
よく俺と優莉愛は釣り合っていると言われる。
因みに同い年である。
「いや、構わない。
はいこれ、例のCD。」
俺は優莉愛から頼まれていたCDを手渡した。
優「ありがと!
…ってか、なんか靴多くない?
誰か遊び来てる?」
(しまった…!)
玄関にはいつもはないブーツと子供靴があった。
「っと…、なんか近所の子が遊び来てて…」
優「独り暮らしなのにわざわざ?
しかもここら辺こんな幼い子いたっけ?」
今日はやけにつっこむ優莉愛。
「なんか遠くから来たらしくて…」
優「あんたって…嘘言うときいつも"なんか"って言うよね」
さすが彼女……。
「そんなこたぁない。
じゃあな!」
優「わ、わかった…!」
<バタン>
なんとか一難去った…。
美里「ふぅん…やるじゃん彼女なんて。
しかも結構美人だし…。」
(こいつ、どっから見てたんだ…?)
「はいはい、お子ちゃまは黙った黙った。」
美里「お、お子ちゃまじゃないし…!」
紗希「いつもね、お姉ちゃんは彼氏居ないのは年の数って言ってるんだよー。」
美里「こ、コラ紗希!」
やっぱりそうだそうだ。
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