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「ふむ、こんな感じかな?」
ではでは、
「そして時は動き出す。」キリッ
そして光が収まり自分が地面の上に立つ感覚。
目の前に人影を発見、という訳で打合せ(一人)通り
「俺、参上!!」キリッ
決まった……!!
「…………へ?」
目の前にいたのは薄汚れた制服を着た、前髪が目を隠すまで伸びた『黒髪少女』(ここ重要)だった。
「え……あの……。」
「俺を呼んだのは貴様か?」
「え……あ、はい。」
キョドってるなー。
「ふむ、使い魔契約か……。」
改めて見ると魔力量は少ないし、なんで俺を呼べたんだ?並の主人公でも呼べないスペックだと思うんだが『俺』という存在は。
「ま、いいや。」
「え?」
見たところクズ野郎でもなさそうだし学園のほうは分身を置いておけば良いし、いざってときは次元を接続だな。
「俺の名はユート=トキザミ。
君は?」
「え……あ…フィラデルフィア=アーヴァーン……です。」
なんだそのかっちょいー名前は。
「……フィラorフィアorフィー、どれがいい?」
「………ふぇ?」
「いや、だから呼び名。
フィラデルフィア長いし。」
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