巨人は翔び、天女は謳う。

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『ククク………もういい、死んだら死んだで現変で何とかすればいいさ……。』 暴れましょうぞ。 「食らうがいい!我が美技を!フォーチュン『くたばれ。』ぴちゅっ!?」 ナルシーにゼロ距離でスターライト・ヴァリスタ、しかも殺傷力抜群な魔力レーザーを撃つ。 腹がごっそりと抉られながら吹き飛ばされていくナルシー。 『ふぅーはははははははははははははははは!!!死にたい奴から前に出な!! さっきまでは手加減してやっていたがもう限界だ! 私の愛馬は凶暴だぜぇぇぇぇぇぇ!!!』 近づいて来た土傀儡をTBBで撃ち抜く。 『乱れ撃つぜぇぇぇ!!!』 僅かな情けで急所は外しているが、それでも戦闘不能になった精霊達が地面へと撃墜されていく。 「うごぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」 『来たな、ボブ!!』 脳筋には接近戦だぁ!! 『TBB、メインブラスター分離!ファイターモード!!』 俺の命令を認識したヴァンキッシュ・改がシステムに従い動き出す。 まず、肩のTBBの内、外側の大口径レーザー砲がパージされる。 そして内側にあったもう二門のTBBが露わになる。 そしてヴァンキッシュ・改は右手のスターライト・ヴァリスタを背中に格納すると、その両の腕にパージされた大口径レーザー砲を……装着。 砲口からレーザーが発射され、それはソードとなる。 『ヴァンキッシュ・改、モードテンペスト・バレット・ブレード。』 「ふんぬらばぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」 『無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ぁぁっっ!!!』 殴る、殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る。
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