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「彼女はいますか!?」
「いませんけど……」
「(やった!)」
何故か嬉しがる声が聞こえた気がするけど.空耳だね。
「じゃあ霧島君は窓側の一番後ろの席に座ってね」
「はい。(ラッキー!窓側は嬉しいね)」
俺は席に座ると隣の席の人が話しかけて来た。
「私.篠原愛美!よろしくね♪」
「あぁ…よろしく篠原さん」
「むぅ……」
「ど.どうしたの?」
何故か急に篠原さんが頬を膨らまし.怒ってしまった。
……可愛い……
「私の事は愛美って呼んで?」
「えぇぇ!ちょっとそれは無理……」
「何で?」
「恥ずい……///」
「しょうがないわねぇ……じゃあ愛美っちは?」
「もっと無理!」
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