九番目

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「なっ!?消えちまったぞ」 「言われなくても分かるわよ…… んもぉ、めんどくさい!!もう一発!」 再び足元を狙うが、先程と同じ様に直前で消えてしまう。 「何度やっても貴様の術は届かんよ。 ではな。こいつは貰っていくぞ」 「俺もいるって! でぇやゃぁぁー!!」 「無駄だと言っている、だろ!?」 男は煉が剣を抜き、接近しても全く慌てる事は無かったが、実剣で斬り掛かってくると判ると、今まで華澄の攻撃を避ける素振りすら見せなかったのに、煉の斬撃
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