楽園へ

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その時、城は眩い光に包まれました。 ゛その願い、叶えましょう″ 天井から響く、慈愛的な声がしたと思ったら、 月華の身体の背中には、金色の蝶の羽翼が生えていたのです。 「私…」 月華は言葉に出来ません。 ゛貴女は、楽園を望みました。今日から、貴女が、楽園のメイデンになりなさい。羽翼はその証です″ 声は途切れ、月華は、城の中を飛び回りました。
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