2、再会

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「うあぁ~、親猫子猫~。か~わ~い~い~」 春日は1人で身をよじった。 端から見たら、ちょっと変態チック。 このマンション周辺には猫が多いようだ。 この猫親子は駐車場で見かけた猫たちとは違う。 あっちのは白地に黒ブチの豆大福模様を筆頭に、白黒のまだら系ばかりだった。 「あぅ~、ご飯とかあげたいな~、暑いからミルクとかのがいいかな~」 思った時には、振り返りざまに部屋への窓を開けていた。 こういう時の行動は早い春日である。
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