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「ゆーうと!」
ボーとしていたら隼人が
ポンッと肩を叩いてきた。
「具合でも悪いのか?」
ボーとしていた、僕を心配してくれたんだろう。
「ううん、大丈夫だよ」
隼人は、そうか?と言って僕の席を教えてくれた。
隼人は僕の高校での最初の友達だ。
内気な僕に、話しかけてくれて友達になってくれた、大事な存在だ。
蓮と一緒にいなくなってから、蓮しか友達がいなかった僕に話しかけてくれた。
僕は自分の席をみつけて
ゆっくりと席についた。
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