第一章

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席につくと同時にチャイムがなり、担任らしい人が入ってきた。 「席つけー!」 担任らしい人がそう言うと皆、ぞろぞろと席についた。 「俺の名前は木崎隆(キザキ リュウ)だ。この一年間、お前らの担任をすることになった。よろしくな!」 最後に、キラッと音がついた気がしたのは、僕だけだろうか? 回りの可愛い感じの男の子達は、先生に見惚れている。 もちろん、蓮のほうがかっこいいけど… あ、そういえば何でこんなに男が好きな人が多いかと言うと ここは、男子校なんだ。 それも、初等部からの エスカレーター式 だから、自然に恋愛対象が男になっていったみたい 僕と蓮はもちろん、外部生 蓮が部活の推薦でここに行くってわかって、僕は死に物狂いで勉強をした。 結構、頭のいい学校で 合格するなんて僕にとっては難しいことだった。 まぁ、奇跡的に合格したんだけどね
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