STORY1†乗込事件

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ば、バレている……。。 あたしは聞こえないふりをして、その場を離れようとした。 「………聞こえてんだろ?俺を無視する訳?」 低い声。 やばい、怒ってる……。。 あたしは足を止め奏汰に背を向け、俯く。 「何してたんだ?お前俺を怒らせたいの?」 足音が近づいてきて、あたしの真後ろで止まった。 「…ごめんな…きゃっ」 腕が引き寄せられ、あたしはなぜか奏汰の腕の中。 「何、触られてんの。」 ………………………へ? 「……それはどーいう……」 「お前が好きなのは誰?」 「…奏汰だけど……。。」 「何してたの。」 「奏汰のタイプを調査…あ。」 ししししまったあああ!!!!! 「……ばっかじゃん。」 .
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