プロローグ

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【視点:???】 時に1962年。 私は会社の50周年記念に新作の防犯グッズを開発した。 10年前から考案していた。 「ついにできたぞ」 思わず言葉が漏れた。 スタンソード……。 これは見た目は普通の剣だが、 所有者が手にすれば、 刃に電気が宿り、 斬ったものを気絶させる。 これが実用化できれば、 日本人が忘れかけていた侍の心を取り戻すことができる。 私はもうあまり長くない。 明日の会議でこれを提案してみせよう。
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