プロローグ

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それからしばらくたった。 社員が私の部屋へやって来た。 「社長、残念ですがやっぱり否決されました。」 「そうか。」 やっぱり駄目だった。 私の力が足りなかったということか。 「でも社長はよく頑張りました。それにこんなものをお1人で開発されてたなんて、素晴らしいです。」 「そうかありがとう。」 スタンソード……。 私はお前を活躍させることなく、 この世を去るのか……。 嫌だ。 絶対に嫌だ。 すると突然胸が苦しくなった。 「社長!!」 「おい、私を会社の地下へ連れていってくれ。その剣を持って。」 「はい!」
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